マヨヒガへの道

東方関係、主に霖之助と少女達のお話。時々旅行記。

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(なお、この記事を書いた天狗は現在入院中です)

ふぅ、やれやれ。こんな素敵な企画があるだなんて思いもしなかったな。とりあえず、ここからネチョに持ち込んで……そのまえにひと休憩入れ(コンコン)あ、はーい。まったく、こんな時間に一体誰が。


そんなノリのキャプション


pixivに投稿していたお話。
こちらの企画に参加させて頂きました。

「自機組は書かないよ!」とか言いつつも何だかんだで、つい筆を執ってしまいました。
企画を知った時にはネタも何も考えておらず、勢いだけで書き上げたのでちょっと、強引な気もしますが、ご容赦を。

何はともあれ素敵な企画を立ち上げてくださいましたしゅまさんに感謝でございます!



「顔の皺を取る良い道具は売って無いのかしら?」

 ほう、まだまだ君は若いと思っていたが、もうそんな事を気にす。
 
――キラッ

 僕が最後まで言い終わらない内に視界の端で、彼女ご自慢の銀のナイフが煌めく。
 まったく、振ってきたのは君のほうだろう?

「ええ、ですからその回答に対する評価がこれですわ」

 彼女がその気になれば、僕に気取られること無くナイフを突きつける事も出来る筈だ。
 それなのにわざわざ煌めかせる辺りに、彼女が戯れで突きつけているというのがわかる。
 それに、一応アレでも僕なりに君の無茶な要求に答えてみただけなんだがね。

「店主さんはもう少しレディの扱いを学ぶべきですわ」

 気が済んだのか、僕の頬をペシペシと叩いていたナイフを引っ込める。
 そもそも、だ。
 いきなりナイフを突きつけておいてレディも何も無いだろうに。

「それはそれ、これはこれですわ」

 そうかい。

「それで、額にそんなに皺を寄せて、一体どうされたのですか?」

 百聞は一見にしかず。
 目を通していた物を咲夜へ新聞を手渡そうとするが、そっと手で押し返された。
 一体何を……

「ふむ」

 ふむ。

 ……いやちょっと待ってくれ。
 時を止めていつの間にか僕の後ろに立っていた事はとやかく言うまい。
 既に諦めていると言ってもいいだろう。
 だが、どうして僕の膝の上に座っているんだい?

「あら、だって貴方が記事を読んでくれるのでしょう?」

 どこをどう解釈すればそうなるんだ。

「まぁ、いいじゃありませんか」

 思わず口からため息が漏れる。
 とはいえ、彼女を退かせるつもりはあまりない。
 無理矢理退かせた所で、どうせまた座ってくるに違い無いのだから。

「ええ、そのつもりですわ」

 だからささやかな抵抗として、記事の解説は絶対にすまい。

「お勧めの新聞はこれかしら?」

 僕が持っていた新聞をパッと奪い取り、そのまま記事に読みふける。
 なるほど。
 つまり端っから僕の解説は期待していないと言うことか。

「……何ですかこれは」

 一通り読み終えたのか、顔を上げて次の新聞を手に取る。
 無理も無いだろう。
 まったく、天狗と言う奴はどうしてこう嘘ばかり取り上げるのか。

「まったく、天狗の新聞は嘘ばかりだと聞いていたのですが、なかなか的確な事を書いているじゃありませんか」

 ……何を言っているんだ、君は

「ほら、この写真は良く撮れているじゃありませんか」

 ズレた眼鏡を直し、彼女が指さす一枚の写真を見る。
 そこに刷られてれているのは、僕から奪い取った眼鏡を彼女がちゃっかり掛けている所を撮ったものだった。

「いつのまに撮られたのかしら。不思議ですわね」

 ああ、そうだな。
 だが、天狗ならこういった隠し撮りは得意じゃないか、別段驚くような事でも無いよ。

「それにしても他にも写真はありますけれど、どれも眼鏡をお借りしたときのものばかりですわね」

 一度君が認知している『借りた』について詳しく話をしてみたいね。
 いや、それよりもだ。
 どの写真を見ても、君がこちらに目を向けているのはどうしてなんだろうな。

「あら、なんの事でしょう?」

 まったく、白々しい。
 気がついていたのなら、どうして教えてくれな¥かったんだい? 

「あら、霖之助さんはこういうのはお嫌いかしら?」

 そりゃそうさ。
 この写真を元に、あること無いこと書かれているのだからね。
 ここから見えるだけでも『香霖堂の熱い春!』や『特別企画!店主の恋愛遍歴!!』など。

 よくもここまでっち上げるものだと感心する。
 まったく、いい加減にして欲しいものだ。 

「それでしたら私に良い案がありますわ」

 ……本当に大丈夫なんだろうね?
 にこやかに微笑む咲夜だが、どうにも胡散臭い。

「ええ、もちろん。これまでの噂を全て帳消しに出来ますわ」

 彼女はそう言うと一度立ち上がり、今度は僕と対面する形で再び膝の上へ腰を落とす。

「もう世に出回っているのですから、下手に弁明するよりは事実にしてしまった方が賢明だとは思いませんか?」

 おもむろに手を伸ばし、僕が掛けている眼鏡を奪い去る。
 またこれかい?
 だが、これでは事実も何も、君が良くやっている事じゃ無いか。
 しかし予想に反して、彼女はそれだけに止まらず、奪った眼鏡を机の上に置く。

「ここから先は私も初めてでしてよ?」

 空いた両の腕を絡めるように首の後ろへと回し、徐々に顔を近づけてくる。
 仄かに香る甘い匂いが鼻腔をくすぐり、ぷっくりとしたみずみずしい唇に目を奪われる。

「んっ」

 小鳥が啄むかのように、互いの唇をそっと何度も触れ合わせる。
 そして数を重ねる事に、その甘い匂いが押さえていた僕の理性のタガを外していく。

「ふふ、もっとして頂けますか?」

 それならば、と。
 艶っぽく笑う彼女の頭を片手で押さえ、貪るように唇を奪う。
 空いたもう片方の手を服の隙間に差し込み、控えめなむnqあwせdrftgyふじこlp

(編者注:被害者の側にあった記事はここで途切れている)
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  1. 2011/06/22(水) 22:19:21|
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